「物も生きている」ことを知ることで余計な散財を防ぐ《東京・東池袋(大塚)・新宿・インド占星術》
【インド哲学・ヴェーダ哲学のエッセンスが詰まった当たる占い、インド占星術により、仕事・人間関係・ご家庭の不安を解消するカウンセリング・コンサルティング・コーチングを承っております】
物は人のような生物ではありません。
物には、呼吸のような代謝機能や、子孫を残す生殖機能がないからです。しかし物も、それぞれに固有の形体を保ち、性質やはたらきを有しているがゆえに「生きている」と見て不思議はありません。
実際に、物を人かのように大事にする人は、物に不自由することなく豊かに生活が送れる、と言われています。内側の「心」が豊かであるがゆえに、それが表面上に現れてくるからです。表面上の収入とも言えるインド占星術の「2室」は、その心の状態を見るために反対側の8室も重要視します。
仕事に精根をかたむける人は、まず用具の手入れを十分にし、用具を大切にする。
持ち物も、心の状態も同じ4室で見ます。心の状態が持ち物の良し悪しをも決めてしまう、重要な事実がそこに出ています。
用具を我が手足の如く大切にし、衣服を我が体の如く愛するだけでなく、農夫は作物を、生産人はそれぞれの生産品を、我が子の如く愛し、慈しむ。そうした人たちによって、この上もない良い物が、たとえようもなくたくさんに産み出される。
ほんとうに身につく金銭を得る人は、無欲の人である。大事業家は、無欲の人である。事業は欲心で左右されるようなものではない。ただせずにおられず、仕事そのものがすでに無上の喜び、無限の恵みであって、歓喜にみちて働く、そこに事業はおのずから成功し、金銭は自然に集まるのである。
自分の享楽のためにお金を集めたいと思っている人には、一人分、もしくはそれに満たない程度のお金しか集まってきません。「大切にしたい」と思える人数分、規模の資金が集まってくると考えてください。
すると、心が見ている対象の大きさが、入ってくるお金の大きさに比例することが次第にわかってくるはずです。まだ小さいなあ、と思う方は、何のために、何を喜ばせるために必要かを考えてから、予算を組み直すことをお勧めします。