ジョーティシャ(インド占星術)の知っておいて役に立つ講座《基礎知識④》【東池袋・大塚・カウンセリング】
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そもそも、インドで古くから伝えられてきた、【ヴェーダ(Veda)】とは、どういう意味なのでしょうか。
ヴェーダとは、「知識」と言われる意味のサンスクリット語です。
この「知識」は、何のためにあるものなのでしょうか。
それは、「私がどこからきたか、これからどこへ行くべきか」を見失わないために、リシ(rshi)と呼ばれる悟りを得た人たちが、発見した知識を言い伝えてきたもの。私たちが道に迷わないため、あらゆる面において、欲しいものが得られるための知識の源と言えるもの。
先人たちは皆、「〜〜であることが発見された。見つかった。」と言っており、いわば天から得た啓示のようなものであると言えます。
昔の偉い人が考え出したり、作り出した知識ではないということです。いわゆる「詠み人知らず」といった詩節の集大成と言えるでしょう。
ヴェーダの知識、シュルティ(聞かれたもの)は、特定の韻律のルールに沿って唱えられています。韻律とは、音の長さやリズムを細かく決めたルールブックと言えるようなものです。
ヴェーダは全ての知識の源とお伝えしました。
ジョーティシャ(Jyotisha)はヴェーダを学ぶための導入部分、ヴェーダアンガ(ヴェーダ補助学)ともお伝えしましたが、補助学は全部で6つあります。
ヴェーダアンガ | 身体部位 | 元素 | 惑星 |
シクシャ(音声学) |
鼻 | 土 | 水星(Bu) |
カルパ(儀式) | 手 | 月(Ch) | |
ヴィアカラナ(文法学) | 口 | 水 | 金星(Sk) |
ニルクタ(語源学) | 耳 | 空間 | 木星(Gu) |
チャンダス(韻律学) | 足 | 風 | 土星(Sa) |
ジョーティシャ(天文学) | 目 | 火 | 火星(Ma) |
ヴェーダアンガ(ヴェーダ補助学)は上記6つの部分でできています。
ジョーティシャを学ぶためには「目」を使います。光を見ることができるもの、それは目ですね。
目がなければ、身体のあらゆる部分も見ることができません。天体の星々も見ることができず、視覚を通じてえる情報の全ては、目を使わないと得ることができないのです。
このように、ジョーティシャだけでなくどの学問も、ヴェーダの哲学的な知識を学び得る、悟るための準備として必要であり、ヴェーダを学ぶための入り口とも言えるでしょう。
それだけ、サンスクリット語、ヴェーダの一語一語を読み解いていくことは、奥が深いと言えます。
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