ジョーティシャ(インド占星術)講座《基礎知識⑦》量子力学的な考え方・科学的側面【東池袋・大塚】

2020/03/20 ブログ
光の放射

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現在では、現代科学がヴェーダの科学に追いついてきています。

 

宇宙の成り立ちのベースとして、精神領域としての「プルシャ」から物質原理である「プラクリティ」が生まれる過程を示しています。

 

量子力学の分野においても、上記と酷似した状態を実験的に証明されてきています。

京都産業大学 外山 政文教授の解説にもありますとおり、ミクロの世界が、狭い場所に限られず、テレポーテーションのように飛ばせる、伝えることができるという、想像を遥かに超えた可能性を示してくださっています。

 

プルシャとプラクリティの関係を、現代科学に当てはめてご説明すると、

何もない真空の空間(プルシャ)から、新たな粒子・エネルギー(プラクリティ)を生み出すことができるという、実験的に証明された事実と同様のことを言っていることになるのです。

 

何もない、真空の状態がプルシャ、エネルギーがプラクリティとなりますので、その関係は想像しやすいと思います。

 

ヴェーダ哲学の世界では

 

① プルシャ(精神原理) から プラクリティ(物質原理) が生まれます。

 

そして、

 

② プラクリティ(物質原理)からブッディ(知性)があらわれます。

 

ブッディ(知性)とは、私とものを区別したり、ものと別のものを区別して認識する、めに見えない微細な器官、機能というべきでしょう。のちに出てくる、感覚器官(視覚や聴覚)で認識した情報に、言語を加えて、区別した情報として蓄えることもできるものです。

 

③ ブッディ(知性)を知ることで、アハンカーラ(エゴ)が生まれます。

 

これは私のものである、私のものではない。私とそうじゃないものの区別をつけて、私の認識を限定する思考、とでもいうべきでしょうか。

 

「仕事がうまくいったね!!」→「私が頑張ったからですね!」

「このカバンは誰のもの!!」→「私のものです!」

 

私(エゴ)無くして、世の中のものや出来事を語ることは、ほとんど出来ないでしょう。(試してみてください。)

 

例えば○○首相は何をやっているんだ!!と言っている時点で「私は悪くないのに」とか「私の国が大変だ!」なんて考えてしまっていますよね。すでに「私」というエゴが働いているということです。

 

ここまでおさらいしますと、

プルシャ(精神原理)→プラクリティ(物質原理)→ブッディ(知性)→アハンカーラ(エゴ)

 

の順に生まれていることが、わかったと思います。

〜次へ続く〜


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