令和は「心」を豊かにする時代です

平成までの「産業」で豊かにする時代から大きく変わりました。

昭和〜平成に至るまで、私たちは「モノ」や「お金」で解決することは当たり前、と思っていました。

 

政治面でのトラブル、正義と正義のぶつかり合いは「武力」や「軍事」で解決すれば良い。

身体の健康面でのトラブル、病気になったら全部「手術」と「薬」で治せば良い。

夫婦のトラブル、人間関係のトラブルは「交渉」「調停」「裁判」で勝ち取れば良い。

仕事面でのトラブルは、やっぱり「お金」と「契約」で固めれば良い。

 

と。

 

何かがあれば、裁判、交渉人や証人を立てる必要があって、必ず証書(エビデンス)をとって約束させる。

つまり、心から人が信じられなくなった時代、ということになるでしょう。

 

いや、そんなことはないよ。

都会だけそうであって、地方にはもっと素直で純情な人はいますよ。

と、コメントいただくこともありますが、そうであれば

 

「老後のことが心配で、お金を取っておかなきゃならない」

 

と言っている、70〜80代の高齢者の方たちは、なぜ私たちを信用してタンス預金を流通してくれないのでしょうか。

 

「大金持ち」が絶対に「タンス預金」をやらない理由(マネー現代)によると、日本国内のタンス預金総額がまだ40兆円以上もあるそう。

 

「最近の若いもんは」と言われている20〜30代でも、「これだけ散々こき使われて、時間も拘束されてなぜ賃金が安いんだ!」と嘆いている労働者は多いのです。

 

リクナビの「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」に書かれている通り、

 

 

「自分の実力が評価されていない。なぜ仕事の面で劣る上司が給料が高いのか」と、年功賃金に嫌気をさす若者も増えてきています。

 

一方で、認知症の高齢者を狙って、お金やモノを騙し取ろうとする、信用してはならない人たちもいます。

それでも、勇気を持って、後輩や部下、同僚を信頼して大事な仕事を任せる。あとのことをまかせる。

 

後継者に引き継がないと、文化と事業は残らないのです。

 

「全部、私ひとりでやらなければならない」という強い責任感、そして強い「疑念」は勇気を持って手放して、多少不完全であっても、不足があっても「これで良い」「これが良い」と、心に余裕を持って受け止められる人生を歩んでいく方が、人間は幸せになれます。

 

病気を「対症療法」で抑えるだけでなく、「心や根本を整える」瞑想も必要である。

かわいいお金には「旅」をさせよ。(勉強や資格取得などの自己投資につかって欲しい。社会貢献に使って欲しい。)

資産を正しく運用できる「マネーリテラシー」を学んで欲しい。

「ノウハウ」を重視するのではなく、「心のあり方」を学んで欲しい。

 

ジョーティシャ(インド占星術)でも、令和のクンダリーを読み解くことで、今までの常識が通用しない大転換の時代がやってくることは、容易にわかります。


では、改めて読んでいきましょう。

令和クンダリー

 

この令和クンダリーは、元号が始まった瞬間のものであり、いわゆる「国民全体の意識が切り替わった」タイミングを出しています。

日本国の建国時のラグナは魚座と言われていますが、令和の日本のラグナは山羊座、ということですね。

 

山羊座の支配星(Lgロード)は土星です。土星は民主主義者、国民、労働者階級などを意味しますし、老人という意味もあります。

 

令和の日本の主役は、「民」である。国民がいざ、立ち上がる時であると言わんばかりのクンダリーと言えるのですが、実は支配土星は12室という、見えない世界の部屋に入っているんですね。

見えない、というのは「忘れされたこと」でもあり、失う意味合いの方が多いですから、国民の数としては減っていく傾向はあるようなのです。しかし、ケートゥや12室には「外国」の要素もありますので、外国人も取り入れた文化になる、ということを示唆しているのでしょう。

 

「日本人」だけではなく、外国の人も一緒になって日本という国を支えていく、ダイバーシティ化を受け入れなければなりません。

 

では、日本として守るべきものは何なのか?

はい、きちんと「大和魂」は守ってね、と高揚している太陽が教えてくれていますよね。ラーシクンダリーでは4室(心の部屋)に高揚、日本の魂を見るためのナヴァーンシャ( D9)クンダリーも太陽は獅子座という強い部屋にいます。

 

昨今の気候や産業の発展を考えると、「産業・もの」や「テリトリー(領土)」を守ることだけではなく、ここ、日本で養われてきた、古来から継承されてきた文化や魂を守り、受け継ぐ必要があると、このクンダリーは教えてくれています。

 

遥か昔の恐竜が全盛期の頃から氷河期を経て、そして氷が溶けて土地の形や広さ、そして生命の形も、変貌をとげました。元の形はほとんどありません。

 

守ろうとしている「かたち」や「すがた」は、残らないと考える方が自然です。地球上にあるもの全て、表面上の形は変わるのです。

 

つまり、私たちが持つ会社や教えという部分も含めて、100年、1000年、1万年と経つことにより、土地の形や文化は大きく変わることは間違い無いのです。もし、目の前のものを守りたいと強く思っていたとしても、ほぼ全て「残らない」ことを覚悟しておくべきでしょう。

 

私たちが受け継ぎ、後世に残していくべきは「魂」である。魂とは「時代にとらわれず、生きることの幸せを意識する。生命の呼吸や宇宙の変化、自然の変化そのものを楽しめる世界」を伝えていくことでは無いかなと、思うわけです。

 

令和クンダリーの太陽や土星を見ただけでも、これからの時代の変化は読み解いていけるわけですが、一方で、令和だからこそ注意すべき、覚える必要があるポイントもあります。

 

それは、言葉やコミュニケーション、情報伝達手段を示す「水星」です。令和のクンダリーでは、水星は力が弱くなってしまう減衰星座にいるのです。

 

ラグナから見れば、争いの6室と法曹界や宗教などの9室を支配している水星が力を弱めているということ。「言葉」の力が弱いというサインですが、これをどう受け止めるべきか。

 

これだけでみると、「宗教同士がぶつかって論争を起こす」とか「コミュニケーション能力が低下していろんな裁判ごとが起こる」とか、ネガティブなイメージが見えてくるのは仕方のないこと。

 

言いたい気持ちはわかるのですが、この水星は3室にいます。そして、すぐ近くに、とっても輝いている金星が座っています。

 

簡単にいうと、「それでも未来は明るい方向に向かいたい」という希望が強いんです。ネガティブな報道が好まれている世の中が、正しく3室水星の減衰の象徴でもありますが、

 

金星は学習や教育、子供を意味する5室と、国家や政治、社会や権力者なども含まれますが、金星・魚座で意味する「哲学的」要素や「慈愛」という面も強く出てくるので、

 

情報に左右されない「良い志を持った(若手)経営者がたくさん誕生する」可能性は大いに出てくるということです。

 

つまり、今までの古いしがらみを捨てて、心や伝統的な精神を守り抜く時代、「易不易」の大転換時代というわけなんですね。

 

5室に火星ですから、やはり少子化傾向は変わらず、しかし本来の意味での「生命をまっとうする」時代に差し掛かっているわけで、生涯現役!人生100年時代、を目指して若々しい高齢者が増えていく、という期待も含まれています。

 

しかし、「若く」いるためには「頑固さを捨てなければならない。時代の変化に合わせられない人は、淘汰される、と12室のケートゥや土星は教えてくれていますね。

ケンドラでありながらも、4室というのは意外と表面上で見えない心の世界でもありますから、「表面上の情報しか信じない【情弱】な人は時代にはついて行けない。」という意味合いもありそうです。

 

情報は自分で探すものであり、一歩前に出る勇気がなければ得ることができない。これは3室の弱い水星が教えてくれていることなのでしょう。

 

お気づきの方も多いと思いますが、ナヴァーンシャ(魂の継承)というところで見ると、純粋(サットヴァ)な惑星【太陽・月・木星】はみんな強いわけです。太陽は魂、月は心、木星は知恵。いつの時代も、物事だけに左右されるのではなく、「学ぶ」「聞く」力を大切にして欲しい。外の世界に左右されず、自分自身の心や魂を大事にして欲しい

 

あなた、ちょっと時代とズレていますよということを、きちんと宇宙はあなたの経験を通じて教えてくれます。ちょっとした失敗や事故、はたまた災害という赤信号を通じて、教えてくれようとしているのが、大宇宙と意識全体の鼓動とも言えるのではないでしょうか。

 

まずは自分を見つめ直してみて、宇宙のリズムと繋がる練習をしてみてくださいね。